平成22年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問15
【問題15】
要件定義フェーズにおいてBPMN(Business Process Modeling Notation)を導入する効果として,適切なものはどれか。
定義された業務要件からデータモデルを自動生成できる。
【解説】
ア: 業務の実施状況や実績を定量的に把握できる。
誤り。BPMNは業務プロセスの可視化や統一的な表現を目的としており、実施状況や実績の定量的把握には適しません。
イ: 業務の流れを統一的な表記方法で表現できる。
正しい。BPMNは業務プロセスを標準化された記法で表現するために設計されており、業務の流れを統一的に記述することができます。
ウ: 定義された業務要件からデータモデルを自動生成できる。
誤り。BPMNは業務プロセスを記述するためのものであり、データモデルの生成には適していません。
エ: 要件をE-R図によって明確に表現できる。
誤り。E-R図はデータベースの設計や構造を視覚化するものであり、BPMNとは異なる目的のツールです。
【答え】
イ: 業務の流れを統一的な表記方法で表現できる。
出典:平成22年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問15