平成23年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問9
【問題9】
A社では、昨年まではX、Y、Zの3種類の商品を販売していたが、今年は商品体系を変更してP、Q、R、Sの4種類の商品を販売している。P、Q、R、Sそれぞれの購入顧客数と、その顧客数の内訳として昨年までX、Y、Zのそれぞれを購入していた購入顧客数を表示するために作成するグラフとして、最も適切なものはどれか。
【解説】
ア: 層グラフ
誤り。層グラフは時間経過によるデータの変化を表現するのに適していますが、商品の購入内訳を示すには適しません。
イ: 積上げ棒グラフ
正しい。積上げ棒グラフは、全体の値を各部分に分解して内訳を示すのに適しています。購入顧客数全体とその内訳(X、Y、Zからの顧客数)を視覚的に表現できます。
ウ: 二重円グラフ
誤り。二重円グラフは、全体の割合や構成比を示すのには適していますが、複数のデータを比較するのには向いていません。
エ: レーダチャート
誤り。レーダチャートは、複数の項目を比較する際に適していますが、購入顧客数の内訳を表現するには適していません。
出典:平成23年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問9