平成23年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問23
【問題23】
システム化計画の立案において実施する作業で、その作業の結果を基に、後続の作業でシステム化機能を整理し、情報と処理の流れを明確にするものはどれか。
【解説】
ア: 機能要件の定義
誤り。機能要件の定義は、システム化機能を整理する前の段階で行われる作業です。
イ: 業務運用手順の文書化
誤り。業務運用手順の文書化は、既に決定されたシステム運用方法を記述する作業であり、システム化機能の整理には直接関与しません。
ウ: 業務モデルの作成
正しい。業務モデルの作成は、システム化計画において業務内容や処理の流れを可視化するプロセスであり、後続の作業でシステム化機能を整理する基盤となります。
エ: システム方式の設計
誤り。システム方式の設計は、業務モデルを基にした詳細設計段階の作業であり、情報と処理の流れを明確にする初期段階の作業とは異なります。
出典:平成23年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問23