平成24年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問13
【問題13】
顧客に対して自社製品のプレゼンテーションを行うことになった。このとき、同業他社における複数の導入成功事例を挙げ、この製品を導入することで大きな効果が期待できることを訴求したい。このプレゼンテーションで使用するストーリ構成法として適切なものはどれか。
【解説】
ア: 演繹的構成法
誤り。演繹的構成法は結論から話を始め、その理由や根拠を示す方法です。具体的な事例を挙げて効果を訴求するプレゼンには適しません。
イ: 帰納的構成法
正しい。帰納的構成法は具体的な事例を積み上げて結論を導く方法です。複数の導入成功事例を挙げ、それをもとに効果を訴求する際に適した構成法です。
ウ: 重点順位構成法
誤り。重点順位構成法は重要度の高いポイントから順に説明する方法です。事例を基にした効果の訴求とは異なります。
エ: 難易構成法
誤り。難易構成法は簡単な内容から徐々に難しい内容へと説明を進める方法であり、今回の目的には適していません。
出典:平成24年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問13