平成27年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問21
【問題21】
非機能要件の使用性に該当するものはどれか。
4時間以内のトレーニングを受けることで、新しい画面を操作できるようになること
業務量がピークの日であっても、8時間以内で夜間バッチ処理を完了できること
現行のシステムから新システムに72時間以内で移行できること
地震などの大規模災害時であっても、144時間以内にシステムを復旧できること
【解説】
ア: 4時間以内のトレーニングを受けることで、新しい画面を操作できるようになること
正しい。使用性(Usability)は、ユーザーがシステムを学びやすく、効率的に操作できるかどうかを指します。この選択肢は、トレーニングを通じて画面操作を習得できる時間に言及しており、使用性の例として適切です。
イ: 業務量がピークの日であっても、8時間以内で夜間バッチ処理を完了できること
誤り。これは性能要件(Performance)の例であり、使用性には該当しません。
ウ: 現行のシステムから新システムに72時間以内で移行できること
誤り。これは移行性(Portability)に関連する内容であり、使用性には該当しません。
エ: 地震などの大規模災害時であっても、144時間以内にシステムを復旧できること
誤り。これは可用性(Availability)または回復性(Recoverability)の例であり、使用性には該当しません。
【答え】
ア: 4時間以内のトレーニングを受けることで、新しい画面を操作できるようになること
出典:平成27年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問21