平成29年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問25
【問題25】
ペネトレーションテストに該当するものはどれか。
暗号化で使用している暗号方式と鍵長が,設計仕様と一致することを確認する。
対象プログラムの入力に対する出力結果が,出力仕様と一致することを確認する。
ファイアウォールが単位時間当たりに処理できるセッション数を確認する。
ファイアウォールや公開サーバに侵入できないかどうかを確認する。
【解説】
ア: 暗号化で使用している暗号方式と鍵長が,設計仕様と一致することを確認する。
誤り。これは暗号仕様の設計検証であり、ペネトレーションテストではありません。
イ: 対象プログラムの入力に対する出力結果が,出力仕様と一致することを確認する。
誤り。これは機能テストに該当します。
ウ: ファイアウォールが単位時間当たりに処理できるセッション数を確認する。
誤り。これは性能テスト(スループットテスト)の一部であり、ペネトレーションテストではありません。
エ: ファイアウォールや公開サーバに侵入できないかどうかを確認する。
正しい。ペネトレーションテスト(侵入テスト)は、システムやネットワークに対して実際に攻撃を試み、脆弱性がないかを確認するテスト手法です。
【答え】
エ: ファイアウォールや公開サーバに侵入できないかどうかを確認する。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問25