平成30年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問16
【問題16】
共通フレーム2013におけるシステム開発プロセスのアクティビティであるシステム適格性確認テストの説明として、最も適切なものはどれか。
システムが運用環境に適合し、利用者の用途を満足しているかどうかを、実運用環境又は擬似運用環境において評価する。
システムが業務運用時に使いやすいかどうかを定期的に評価する。
システムの投資効果及び業務効果の実績を評価する。
システム要件について実装の適合性をテストし、システムの納入準備ができているかどうかを評価する。
【解説】
ア: システムが運用環境に適合し、利用者の用途を満足しているかどうかを、実運用環境又は擬似運用環境において評価する。
誤り。これは実運用環境での動作確認の内容に近いですが、適格性確認テストの直接的な目的ではありません。
イ: システムが業務運用時に使いやすいかどうかを定期的に評価する。
誤り。これはユーザビリティや運用中の評価に該当し、適格性確認テストではありません。
ウ: システムの投資効果及び業務効果の実績を評価する。
誤り。これはプロジェクトの成果を評価するプロセスであり、適格性確認テストとは異なります。
エ: システム要件について実装の適合性をテストし、システムの納入準備ができているかどうかを評価する。
正しい。適格性確認テストの目的は、システムが要件に適合しており、運用開始の準備が整っていることを確認することです。
【答え】
エ: システム要件について実装の適合性をテストし、システムの納入準備ができているかどうかを評価する。
出典:平成30年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問16