平成30年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問17
【問題17】
エクストリームプログラミング(XP: eXtreme Programming)における“テスト駆動開発”の特徴はどれか。
最初のテストで、なるべく多くのバグを摘出する。
【解説】
ア: 最初のテストで、なるべく多くのバグを摘出する。
誤り。テスト駆動開発(TDD)は、初期段階でのバグ摘出を目的とするのではなく、要件を満たすコードを書くための指針としてテストを作成します。
イ: テストケースの改善を繰り返す。
誤り。テストケースの改善は重要ですが、テスト駆動開発の本質的な特徴ではありません。
ウ: テストでのカバレージを高めることを重視する。
誤り。テスト駆動開発では、カバレージそのものを高めることではなく、要件を満たす最低限のテストを書くことを重視します。
エ: プログラムを書く前にテストケースを作成する。
正しい。テスト駆動開発(TDD)の基本的な特徴は、プログラムを書く前にテストケースを作成し、そのテストを通過するコードを書くことです。
【答え】
エ: プログラムを書く前にテストケースを作成する。
出典:平成30年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問17