平成30年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問25

【解説】

ア: 通信路の途中でパケットの内容を改ざんする攻撃であり，その対策としては，ディジタル署名を利用して改ざんを検知する。
誤り。これは中間者攻撃（MITM攻撃）の説明です。

イ: ディスプレイなどから放射される電磁波を傍受し，表示内容を解析する攻撃であり，その対策としては，電磁波を遮断する。
正しい。テンペスト攻撃は電磁波を利用して機密情報を傍受する攻撃であり，適切な対策は電磁波の遮断やシールドです。

ウ: マクロウイルスを使う攻撃であり，その対策としては，ウイルス対策ソフトを導入し，最新のウイルス定義ファイルを適用する。
誤り。これはウイルス攻撃に関する説明です。

エ: 無線 LAN の信号を傍受し，通信内容を解析する攻撃であり，その対策としては，通信パケットを暗号化する。
誤り。これは無線LAN盗聴に関する説明です。