平成31年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問11
【問題11】
プロジェクトマネジメントで使用する分析技法のうち,傾向分析の説明はどれか。
個々の選択肢とそれぞれを選択した場合に想定されるシナリオの関係を図に表し,それぞれのシナリオにおける期待値を計算して,最善の策を選択する。
個々のリスクが現実のものとなったときの,プロジェクトの目標に与える影響の度合いを調べる。
時間の経過に伴うプロジェクトのパフォーマンスの変動を分析する。
発生した障害とその要因の関係を魚の骨のような図にして分析する。
【解説】
ア: 個々の選択肢とそれぞれを選択した場合に想定されるシナリオの関係を図に表し,それぞれのシナリオにおける期待値を計算して,最善の策を選択する。
誤り。これは意思決定分析に関する説明です。
イ: 個々のリスクが現実のものとなったときの,プロジェクトの目標に与える影響の度合いを調べる。
誤り。これはリスク分析の説明であり,傾向分析ではありません。
ウ: 時間の経過に伴うプロジェクトのパフォーマンスの変動を分析する。
正しい。傾向分析とは,過去のデータを基にパフォーマンスの変動傾向を分析し,将来の状況を予測する技法です。
エ: 発生した障害とその要因の関係を魚の骨のような図にして分析する。
誤り。これは特性要因図(フィッシュボーンダイアグラム)の説明です。
【答え】
ウ: 時間の経過に伴うプロジェクトのパフォーマンスの変動を分析する。
出典:平成31年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問11