令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問11
2025年7月3日
【問題11】
どのリスクがプロジェクトに対して最も影響が大きいかを判断するのに役立つ定量的リスク分析とモデル化の技法として,感度分析がある。感度分析の結果を示した次の図を何と呼ぶか。
【解説】
ア: 確率分布
誤り。確率分布はリスクの発生確率や影響範囲を示すものですが、この図の形式ではありません。
イ: デシジョンツリーダイアグラム
誤り。デシジョンツリーダイアグラムは意思決定のためのシナリオを視覚的に示すツールであり、この図の形式とは異なります。
ウ: トルネード図
正しい。トルネード図は感度分析の結果を視覚化する図であり、各リスク要因の影響を比較して特に重要なリスクを特定するために使用されます。この図は、バーの長さがリスクの影響度を表しており、トルネードのような形状になるのが特徴です。
エ: リスクブレークダウンストラクチャ
誤り。リスクブレークダウンストラクチャは、リスクを階層的に分類・整理する手法であり、この図の形式ではありません。
出典:令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問11