令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問12
2025年7月3日
【問題12】
プロジェクトマネジメントで使用する分析技法のうち、傾向分析の説明はどれか。
個々の選択肢とそれぞれを選択した場合に想定されるシナリオの関係を図に表し、それぞれのシナリオにおける期待値を計算して、最善の策を選択する。
個々のリスクが現実のものとなったときの、プロジェクトの目標に与える影響の度合いを調べる。
時間の経過に伴うプロジェクトのパフォーマンスの変動を分析する。
発生した障害とその要因の関係を魚の骨のような図にして分析する。
【解説】
ア: 個々の選択肢とそれぞれを選択した場合に想定されるシナリオの関係を図に表し、それぞれのシナリオにおける期待値を計算して、最善の策を選択する。
誤り。これは意思決定分析に該当します。
イ: 個々のリスクが現実のものとなったときの、プロジェクトの目標に与える影響の度合いを調べる。
誤り。これはリスク影響分析に該当します。
ウ: 時間の経過に伴うプロジェクトのパフォーマンスの変動を分析する。
正しい。傾向分析は、時間経過によるパフォーマンスの変化を評価することで、将来の動向を予測する手法です。
エ: 発生した障害とその要因の関係を魚の骨のような図にして分析する。
誤り。これは特性要因図(フィッシュボーンダイアグラム)を使用した分析手法に該当します。
【答え】
ウ: 時間の経過に伴うプロジェクトのパフォーマンスの変動を分析する。
出典:令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問12