令和6年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問23
2025年7月3日
【問題23】
複数のシステムやサービスの間で利用されるSAMLはどれか。
システムの負荷や動作状況に関する情報を送信するための仕様
脆弱性に関する情報や脅威情報を交換するための仕様
【解説】
ア: システムの負荷や動作状況に関する情報を送信するための仕様
誤り。これはシステム監視やパフォーマンスモニタリングに関連する仕様であり、SAML(Security Assertion Markup Language)とは関係ありません。
イ: 脆弱性に関する情報や脅威情報を交換するための仕様
誤り。脆弱性情報交換には、CVEやSTIX/TAXIIなどの仕様が利用されますが、SAMLとは無関係です。
ウ: 通信を暗号化し,VPNを実装するための仕様
誤り。VPNの暗号化にはIPsecやTLSが利用されますが、SAMLはこれとは異なり、認証情報を交換する仕様です。
エ: 認証や認可に関する情報を交換するための仕様
正しい。SAMLは、認証および認可の情報をXML形式で記述し、異なるシステム間で安全に交換するための仕様です。シングルサインオン(SSO)の実現にも利用されます。
【答え】
エ: 認証や認可に関する情報を交換するための仕様
出典:令和6年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問23