平成23年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問22
【問題22】
IT投資案件において、投資効果をPBP(Pay Back Period)で評価する。投資額が500のとき、期待できるキャッシュインの四つのシナリオa~dのうち、最も投資効率が良いものはどれか。
【解説】
PBP(Pay Back Period)は、初期投資を回収するまでにかかる期間を示します。投資効率が良いとは、PBPが最も短いことを意味します。
各シナリオの累積キャッシュインとPBPの計算結果:
- a:
年1: 100
年2: 250
年3: 450
年4: 700
PBP = 4年目の途中
- b:
年1: 100
年2: 300
年3: 600
PBP = 3年目
- c:
年1: 200
年2: 350
年3: 450
年4: 600
PBP = 4年目の途中
- d:
年1: 300
年2: 500
PBP = 2年目
最も短いPBPを持つのは d(2年目) です。
出典:平成23年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問22