平成27年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問22
【問題22】
不正競争防止法で保護されるものはどれか。
秘密として管理している、事業活動用の非公開の顧客名簿
秘密として管理していない、自社システムを開発するための重要な設計書
【解説】
ア: 特許権を取得した発明
誤り。特許権は特許法によって保護されます。不正競争防止法の保護対象ではありません。
イ: 頒布されている独自のシステム開発手順書
誤り。頒布されている情報は公開されており、秘密管理がされていないため、不正競争防止法で保護される営業秘密には該当しません。
ウ: 秘密として管理している、事業活動用の非公開の顧客名簿
正しい。不正競争防止法は、秘密として管理されている非公開情報(営業秘密)を保護します。顧客名簿は営業秘密の例として該当します。
エ: 秘密として管理していない、自社システムを開発するための重要な設計書
誤り。秘密として管理されていない情報は、営業秘密として保護されません。
【答え】
ウ: 秘密として管理している、事業活動用の非公開の顧客名簿
出典:平成27年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問22