令和4年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問5
2025年7月3日
【問題5】
チームの発展段階を五つに区分したタックマンモデルによれば,メンバーの異なる考え方や価値観が明確になり,メンバーがそれぞれの意見を主張し合う段階はどれか。
【解説】
タックマンモデルは、チームの発展段階を以下の5つに分類します:
- Forming(成立期): メンバーが集まり、チームの目的や役割について模索する段階。
- Storming(動乱期): メンバー間で意見の対立や衝突が起きる段階。各自の価値観や考え方が明確になり、主張が衝突することが特徴です。
- Norming(安定期): チームとしてのルールや役割分担が確立し、協力が進む段階。
- Performing(遂行期): チームが目標達成に向けて効果的に作業を進める段階。
- Adjourning(解散期): プロジェクト終了やチーム解散の段階(必要に応じて追加される)。
ア: 安定期(Norming)。
誤り。安定期は衝突が解決し、チーム内での協力が進む段階です。
イ: 遂行期(Performing)。
誤り。遂行期はチームが効率的に作業を遂行する段階です。
ウ: 成立期(Forming)。
誤り。成立期はメンバーが初めて集まり、ルールや目的を模索する段階です。
エ: 動乱期(Storming)。
正しい。メンバー間の意見の衝突や主張が強調される段階を指します。
出典:令和4年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問5