令和6年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問6

【解説】

1. 各アクティビティと依存関係の確認
– A: 所要日数8日、開始点に依存。
– B: 所要日数12日、開始点に依存。
– C: 所要日数5日、A終了後に開始。
– D: 所要日数5日、C終了後に開始。

2. 試験設備使用の競合を考慮せずスケジュールを組む場合
– 経路 A → C → D: 8 + 5 + 5 = 18日（クリティカルパス）
– B は 12日目に終了。

この場合、試験設備の使用が重複するため調整が必要です。

3. 試験設備使用の調整
– A（8日間）: 最終3日間（6～8日目）に使用。
– C（5日間）: A終了後の9日目開始、最終3日間（11～13日目）に使用。
– B（12日間）: 最終3日間（10～12日目）に使用。CとBの試験期間が重なるため、Bの開始を後ろにずらし、B終了は14日目、最終3日間（12～14日目）に使用。CとBの最終日が重なるため更に調整が必要。

最適化すると以下のスケジュールになります：
– A: 1～8日目（試験6～8日目）
– B: 9～20日目（試験18～20日目）
– C: 9～13日目（試験11～13日目）
– D: 14～18日目（試験16～18日目）

試験設備の使用を考慮すると、最少所要日数は 19日 となります。