平成21年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問13
【問題13】
システムの分析・設計に用いられる状態遷移図の特徴はどれか。
システムの現在の状態と発生する事象及び次の状態の関係が簡潔に記述可能
【解説】
ア: システムの現在の状態と発生する事象及び次の状態の関係が簡潔に記述可能
正しい。状態遷移図は、現在の状態とその状態から遷移可能な次の状態を視覚的に表現し、遷移を引き起こす事象も簡潔に記述するのが特徴です。
イ: システムの状態遷移に要する処理時間が分析可能
誤り。処理時間の分析は、性能分析やタイミングチャートなど他の手法が適しています。
ウ: 発生した事象の時間的関係が分析可能
誤り。時間的関係の分析にはシーケンス図やタイミング図を使用することが一般的です。
エ: モジュールの制御構造が簡潔に記述可能
誤り。制御構造の記述はフローチャートやプログラム構造図で表現されます。
【答え】
ア: システムの現在の状態と発生する事象及び次の状態の関係が簡潔に記述可能
出典:平成21年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問13