令和6年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問7
2025年7月3日
【問題7】
アジャイル型開発プロジェクトの管理に用いるベロシティの説明はどれか。
開発規模を見積もる際の規模の単位であって,ユーザーストーリー同士を比較し,相対的な量で表すものである。
完了待ちのプロダクト要求事項と成果物とを組み合わせたものをビジネスにおける優先順位に並べたものである。
定められた期間で完了した作業量と残作業量とをグラフにして進捗状況を表すものである。
定められた期間に受入れが行われたチームの成果物の量を表すものである。
【解説】
ア: 開発規模を見積もる際の規模の単位であって,ユーザーストーリー同士を比較し,相対的な量で表すものである。
誤り。これはストーリーポイントの説明であり、ベロシティとは異なります。
イ: 完了待ちのプロダクト要求事項と成果物とを組み合わせたものをビジネスにおける優先順位に並べたものである。
誤り。これはプロダクトバックログの説明です。
ウ: 定められた期間で完了した作業量と残作業量とをグラフにして進捗状況を表すものである。
誤り。これはバーンダウングラフの説明です。
エ: 定められた期間に受入れが行われたチームの成果物の量を表すものである。
正しい。ベロシティは、スプリントなど一定期間内にチームが完了させた作業量を示す指標で、進捗状況や開発速度を計測するために用います。
【答え】
エ: 定められた期間に受入れが行われたチームの成果物の量を表すものである。
出典:令和6年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問7