平成30年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問13
【問題13】
プロジェクトで発生している品質問題を解決するに当たって、図を作成して原因の傾向を分析したところ、発生した問題の80%以上が少数の原因で占められていることが判明した。作成した図はどれか。
【解説】
ア: 管理図
誤り。管理図は、プロセスが統計的に管理状態にあるかどうかを監視するために使用されるツールで、原因の優先順位を示すものではありません。
イ: 散布図
誤り。散布図は、2つの変数間の関係を視覚化するために使用され、原因の傾向を分析するための図ではありません。
ウ: 特性要因図
誤り。特性要因図(魚骨図)は、問題の原因を分類し、整理するための図であり、原因の優先順位を示すものではありません。
エ: パレート図
正しい。パレート図は、「少数の重要な要素が全体の大部分を占める」というパレートの法則に基づいて、問題の原因を優先順位付けするために使用されます。本問で述べられている「80%以上が少数の原因で占められている」という分析結果に該当します。
出典:平成30年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問13