平成24年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問10
【問題10】
コンフリクトマネジメントを行う際の指針のうち,適切なものはどれか。
コンフリクトの解決に当たっては,過去の経緯ではなく現在の課題に焦点を当てる。
コンフリクトの解決に当たっては,個人の人間性に対して焦点を当てる。
コンフリクトは避けられるものであり,一切発生しないようにマネジメントする。
コンフリクトは当事者間の課題であり,当事者だけで解決する。
【解説】
ア: コンフリクトの解決に当たっては,過去の経緯ではなく現在の課題に焦点を当てる。
正しい。コンフリクトマネジメントでは,過去にとらわれず現在の問題に集中することが効果的です。
イ: コンフリクトの解決に当たっては,個人の人間性に対して焦点を当てる。
誤り。コンフリクトマネジメントでは,個人攻撃や人格に焦点を当てるべきではなく,問題そのものに焦点を当てるべきです。
ウ: コンフリクトは避けられるものであり,一切発生しないようにマネジメントする。
誤り。コンフリクトは完全に避けることができないため,発生を前提に適切に対処することが重要です。
エ: コンフリクトは当事者間の課題であり,当事者だけで解決する。
誤り。コンフリクトの解決には,必要に応じて第三者の介入が有効です。
【答え】
ア: コンフリクトの解決に当たっては,過去の経緯ではなく現在の課題に焦点を当てる。
出典:平成24年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問10