平成24年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問25
【問題25】
共通フレーム2007(SLCP-JCF 2007)の目的はどれか。
取得者と供給者の二者間取引におけるシステムの使用開始から終了までの使用条件を定めること
取得者と供給者の二者間取引における紛争の調停方法を定めること
取得者と供給者の二者間取引に共通の物差しとして用いることで、取引を明確化すること
取得者と供給者の二者間取引の契約条件をパターン化すること
【解説】
ア: 取得者と供給者の二者間取引におけるシステムの使用開始から終了までの使用条件を定めること
誤り。共通フレーム2007の目的は具体的な使用条件の定義ではなく、取引の共通基盤を提供することです。
イ: 取得者と供給者の二者間取引における紛争の調停方法を定めること
誤り。紛争調停方法を直接規定するものではありません。
ウ: 取得者と供給者の二者間取引に共通の物差しとして用いることで、取引を明確化すること
正しい。共通フレーム2007は、取得者と供給者の間で共通の基準(物差し)を提供し、取引を明確化しスムーズに進めるための枠組みを提供することを目的としています。
エ: 取得者と供給者の二者間取引の契約条件をパターン化すること
誤り。契約条件をパターン化すること自体は共通フレームの目的ではありません。
【答え】
ウ: 取得者と供給者の二者間取引に共通の物差しとして用いることで、取引を明確化すること
出典:平成24年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問25